はじめに
- 花粉単体のヘルスクレームは認められず、ヘルスクレームを花粉+ホコリ+ハウスダストという構成にする必要があることは「16.花粉訴求」で説明した。
- (A)「花粉」、(B)「ホコリ・ハウスダスト」のエビデンスの作り方には、これまで3通りのやり方がある。
タイプ1 E407(酢酸菌GK-1)
届出番号E407「ディアレ」
キユーピー株式会社
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「本品には酢酸菌GK-1(G. hansenii GK-1)とGABAが含まれます。酢酸菌GK-1は、花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減することが報告されています。 GABAは、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減する機能があることが報告されています。」
対象者=花粉IgEやハウスダストIgEが陽性の者
(A)と(B)を区別せず。
タイプ2 G138(メチル化カテキン)
届出番号G138「静岡県産オーラック緑茶べにふうき微粉末スティック」
やまと興業株式会社
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「本品にはメチル化カテキンが含まれています。メチル化カテキンは、花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる目鼻の不快感を軽減させることが報告されています。」
花粉アレルギーを有する者を被験者とする文献
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ホコリ・ハウスダストアレルギーを有する者を被験者とする文献
タイプ3 H607(植物性乳酸菌K-2)
届出番号H607「植物性乳酸菌K-2サプリ」
亀田製菓株式会社
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「本品には植物性乳酸菌 K-2(L. paracasei K71)が含まれます。植物性乳酸菌 K-2(L. paracasei K71)は、花粉やホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減することが報告されています。」