「脂肪燃焼」についてこのコラムの「1. 脂肪燃焼」でも書きましたが、その後、受理事例が蓄積されて来て、だんだん消費者庁の考え方も定まってきた感じがします。
表に示すとこんな感じです。
1. | 身体活動との併用で脂肪の代謝(脂肪の分解と消費する力)を上げる | アラニン/アルギニン/フェニルアラニン混合物/桑の葉イミノシュガー/キトサン/茶花サポニン/ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン | 1. | 脂肪を消費しやすくする | ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン/ビフィズス菌BB536(B.longum)・B-3(B.breve) N-アセチルグルコサミン/エピガロカテキンガレート(EGCg) |
2. | 日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする | ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン/エラグ酸/サラシア由来サラシノール/エノキタケ由来脂肪酸/アセリン/植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)/DHA・EPA/GABA/HMBカルシウム(カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブチレートモノハイドレート)/ギムネマ酸/桑の葉由来イミノシュガー(ファゴミンとして)/エピガロカテキンガレート/キトサン/インゲン豆由来ファセオラミン/ペンタメトキシフラボン | 2. | ||
3. | 身体活動時のエネルギー代謝において、脂肪の消費を促す | ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン | 3. | ||
4. | 運動中の脂肪(体脂肪)の燃焼を高める | ヒドロキシクエン酸(HCA)/プシコース | 4. | ||
5. | エネルギー消費(カロリー消費)を高める | 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として) | 5. |
こうしてみると、日常活動 身体活動 の併記がなく、「脂肪を消費しやすくする」を記したG130は画期的と思います。
届出番号G130「カロリーポン」
株式会社ディーエイチシー
届出表示
「本品には、ターミナリアベリリカ由来没食子酸、バナバ葉由来コロソリン酸、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。ターミナリアベリリカ由来没食子酸、バナバ葉由来コロソリン酸は、食後の血糖値や中性脂肪値が上がりやすい方の、食事の糖と脂肪の吸収を抑える機能が報告されています。本品は糖と脂肪の多い食事をとりがちな方に適しています。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、脂肪の代謝を助け消費しやすくする機能が報告されています。」
備考
関与成分量はターミナリアベリリカ由来没食子酸:20.8mg、バナバ葉由来コロソリン酸:1.0 mg、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン:12mg/日。
■ターミナリアベリリカ由来没食子酸、バナバ葉由来コロソリン酸
SRは東洋新薬。採用文献は1報(①影山ら2020)。
ターミナリアベリリカ由来没食子酸、バナバ葉由来コロソリン酸で血糖値・中性脂肪のヘルスクレームは初。
■ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン E815と同じ。
SRは丸善製薬。採用文献は1報(①Yoshinoら2016)。