16.花粉訴求

段々、花粉のシーズンが近づいてきましたが、「花粉」に関する表現はどこまで認められるのでしょうか?これまでの受理事例は以下の通りです 。

1.これまでの受理事例

 届出表示採用文献被験者判断基準結果備考
D513本品には赤シソ由来ロスマリン酸が含まれます。赤シソ由来ロスマリン酸には目の不快感を軽減することが報告されています。
1日量/50㎎
Takanoら2004花粉期にアレルギー
性鼻結膜炎を2年以上認めスギ花粉特異的IgEがClass2以上
※治療が必要な疾病域に該当する者は除外
0:症状は存在しない
1:症状が現れ、不快感はない
2:若干の不快感がある
3:著しい不快感、
※日本アレルギー学会診療ガイドラインに相関
※症状=くしゃみ、鼻漏れ、鼻詰まり、鼻のかゆみ、涙目、眼のかゆみ全症状
※21日での変化をみる
21日で有意差
50㎎⇒涙目、目のかゆみのみ
200㎎⇒鼻のかゆみ、目のかゆみ
・花粉症に寄せた研究だがSRで
は「不快感の原因はハウルダストやほこりである」としてあえて「花粉」を避けている
・日本アレルギー学会診療ガイドラインは有用⇒➀無症状②軽症➂中等証④重症
E407本品には酢酸菌GK-1(G. hansenii GK-1)とGABAが含
まれます。酢酸菌GK-1は、花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減することが報告されています。GABAは、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減する機能があることが報告されています。
吉岡ら 2019鼻の不快感が気になる
成人健常者(花粉IgEやハウスダストIgEが陽性)
鼻の不快感スコア
(JRQLQ Runny nose)で評価
4Wで有意に軽減➀採用研究対象者が花粉症IgEやハウスダストIgEが陽性の者であること
②鼻の不快感の原因は花粉、ホコリ、ハウスダストなどであることから「花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減する」を導く
F109 エゴマの葉大成本品にはロズマリン酸が含まれます。ロズマリン酸には、花粉やハウスダスト、 ホコリなどによる目の不快感を軽減することが報告されています。目の不快感が気になる健常な方に適しています。Takanoら2004D513と同じD513と同じD513と同じ「➀採用文献の対象者としてスギ花粉などに対するアレルゲンを持つ被験者を対象としており
②その他アレルゲンとしてハウスダストやホコリが広く一般的に報告されていることから」「花粉やハウス
ダスト」「ホコリなどによる目の不快感を軽減」を導ている

2.結論

「1.これまでの受理事例」からすると、最初は、花粉という表示が全く認められなかったが、ホコリ・ハウスダストとセットにすることにより、表示に挿入することが可能になったと言えます。

よって、ホコリ・ハウスダストを外して、「花粉」単体で表示するのは難しそうです