こんにちは。YDCのミッシーです。
このところ、機能性表示界隈は騒がしい日々
が続いています。さくらフォレスト社に端を
発する問題はもちろんですが、毎年の恒例と
なった分析に関する検証事業の確認依頼も来
ているようです。
今来ている消費者庁からの確認依頼をまとめ
ると以下の、3種類です。
(1)DHA・EPA、モノグルコシルヘスペ
リジン、オリーブ由来ヒドロキシチロソール
のSRに対する確認(対象となった企業のみ。
7/18期限)
(2)分析方法に関する検証事業(ブラック
ジンジャー由来ポリメトキシフラボンなど
、8/6期限)
(3)さくらフォレスト問題を踏まえた届出
資料の再チェック依頼(期限や具体的な対応
などはないが、届出資料に問題がないか再チ
ェックするようにという趣旨)
(1)は既に回答期限を迎えているため、急を
要するのは(2)です。(3)はあわてるも
のではないので、必要なら慎重に検討する、
というところでしょう。
また、これらに加えて、いろいろと騒々しくな
りそうなも一つの要因として、ガイドライン
改正案へのパブリックコメントの募集が7/24
から始まっていることがあります。
押さえておきたい内容は2つです。
(1)PRISMA2020
今年の春の改正で盛り込まれるのではないかと
言われていたPRISMA2020がガイドラインに
反映されるようです。このため、SRに該当す
る別紙様式5ー1~16は、様式書類が変更に
なる模様です。
(2)開始時期・猶予期間
上記PRISMA2020へのSRの対応については
、新規届出は令和7年4月1日以降となってい
ます。
それまでは、PRISMA2009バージョンの旧様
式も認める猶予期間となっているようです。
パブコメの内容なので、まだ正式な内容ではな
いですが、今後の対応を考える必要があるでし
ょう。
PRISMA2020対応が必須となる令和7年は、
機能性表示制度が始まってから10年という節
目の年です。そう考えると、こうした改正もむ
べなるかな、という感じがしますね。