機能性表示水面下情報~221号~ 機能性表示は情報力が勝負(2)

弁護士出身の実業家・林田です。

前回は、アサヒさんの「免疫表示」受理は私の

主張と軌を一にしているという話を通して、私

の「情報戦略」の有用性をお示ししました。

この「情報戦略」に関して私は現在、2つの柱

を立てています。

一つは、行政関係者を招いて行う非公開の勉強

会です。

これは、消費者庁が公にしている情報をさらに

掘り下げることを目的としています。

たとえば、PRISMA2020準拠の新ガイドライ

ン。

消費者庁が公にしている情報でよくわからない

点が多々あります。なかでも、これが全面施行

となる令和7年4月1日までに、従来のSRを

変更しなかったらどうなるのか?私たちは従来

のSRをどうしたらいいのか?

ここは事業者として最も知りたい点です。

この点に関しては、「SRをUPDATEしている

商品とそうでない商品が、消費者庁のサイトを

見ればわかるようにする」。これが現時点での

消費者庁の方針である、という確信を持ちまし

た。

この「勉強会」は一般公募しておらず、登録し

ている方々にしかご案内していません。

登録したい方はinfo@yakujihou.comまでご連

絡下さい。

また、こういうテーマを扱ってほしいという希

望があれば、こちらもinfo@yakujihou.comま

でご連絡下さい。

次回は多分、通常国会が終了する6月末頃に

行うと思います(個人的には、リスクリダクシ

ョントクホについて話を聞いてみたいと思って

います)。

もう一つの柱は、個別の問合せです。

たとえばフェムテック関係。

これまでのところ、「膣内環境を良好にし、膣

内の調子を整える」「月経前の一時的な晴れな

い気分、精神的疲労感、眠気を軽減」の2点

が認められています(>#61現在2点のフェムテック)。

この領域は消費者ニーズが高く、まだまだ様々

なヘルスクレームが考えられるところですが、

ここを攻めるには、(1)具体的なエビデンス

とヘルスクレームをドラフトした上で、(2)

消費者庁の意向を打診する必要があります。

(1)もとても重要で、ここが詰め切れていな

いと、(2)の局面で、「実際の届出を見ないと

何とも言えない」という答えしか返って来ませ

ん。

そのために私は現在、「機能性表示コンサルテ

ィング」を実施しています。

これは月額30万円(税別)で、毎月1度私と

ミーティングをします。

その中で(1)を詰め、(2)をどうするかも詰

めます。

ご興味ある方は、info@yakujihou.comまでお

問合せ下さい。