弁護士出身の実業家・林田です。
前回は、アサヒさんの「免疫表示」受理は私の
主張と軌を一にしているという話を通して、私
の「情報戦略」の有用性をお示ししました。
この「情報戦略」に関して私は現在、2つの柱
を立てています。
一つは、行政関係者を招いて行う非公開の勉強
会です。
これは、消費者庁が公にしている情報をさらに
掘り下げることを目的としています。
たとえば、PRISMA2020準拠の新ガイドライ
ン。
消費者庁が公にしている情報でよくわからない
点が多々あります。なかでも、これが全面施行
となる令和7年4月1日までに、従来のSRを
変更しなかったらどうなるのか?私たちは従来
のSRをどうしたらいいのか?
ここは事業者として最も知りたい点です。
この点に関しては、「SRをUPDATEしている
商品とそうでない商品が、消費者庁のサイトを
見ればわかるようにする」。これが現時点での
消費者庁の方針である、という確信を持ちまし
た。
この「勉強会」は一般公募しておらず、登録し
ている方々にしかご案内していません。
登録したい方はinfo@yakujihou.comまでご連
絡下さい。
また、こういうテーマを扱ってほしいという希
望があれば、こちらもinfo@yakujihou.comま
でご連絡下さい。
次回は多分、通常国会が終了する6月末頃に
行うと思います(個人的には、リスクリダクシ
ョントクホについて話を聞いてみたいと思って
います)。
もう一つの柱は、個別の問合せです。
たとえばフェムテック関係。
これまでのところ、「膣内環境を良好にし、膣
内の調子を整える」「月経前の一時的な晴れな
い気分、精神的疲労感、眠気を軽減」の2点
が認められています(>#61現在2点のフェムテック)。
この領域は消費者ニーズが高く、まだまだ様々
なヘルスクレームが考えられるところですが、
ここを攻めるには、(1)具体的なエビデンス
とヘルスクレームをドラフトした上で、(2)
消費者庁の意向を打診する必要があります。
(1)もとても重要で、ここが詰め切れていな
いと、(2)の局面で、「実際の届出を見ないと
何とも言えない」という答えしか返って来ませ
ん。
そのために私は現在、「機能性表示コンサルテ
ィング」を実施しています。
これは月額30万円(税別)で、毎月1度私と
ミーティングをします。
その中で(1)を詰め、(2)をどうするかも詰
めます。
ご興味ある方は、info@yakujihou.comまでお
問合せ下さい。