弁護士出身の実業家・林田です。
先週、アサヒグループ食品(株)の「わたしの
プロローグ」において「月経表示」で初の受理
が達成されました(>表示見本)。
今日はそれに関するホームズとワトソンの対話
です。
ワトソン:アサヒさん、「月経表示」で初の受
理達成、快挙ですね。
「免疫表示」第1号のときは官邸の「健康医
療戦略」から始まる壮大な流れがありました
が、今回もその種のフローがあるのですか?
ホームズ:それはないね。機能性表示制度のポ
イントをよく研究した成果と言える。
ワトソン:というと―
ホームズ:まず、「更年期」と言うと疾病ニュ
アンスがあるが、「月経」にはそれがない。
「疾病ニュアンスでNG」になりにくい。
ワトソン:たしかに。「一時的」もうまいです
ね。
ホームズ:その通り。ガイドライン健康ゾーン
の3番目の範囲として「身体の状態を本人が
自覚でき、一時的な体調の変化(継続的、慢性
的でないもの)の改善に役立つ旨」が挙げられ
ている。
「一時的」にしておけば、消費者庁側も認めや
すい。
ワトソン:関与成分はアサヒさんの独占だから
「SRフリーライド」も出て来ないですね。
真似しようと思ったらRCTから始めなければ
ならない。
ホームズ:その通り。1年半から2年は市場を
独占できるだろう。
ワトソン:日頃の研究を磨くにはどうしたらよ
いのですか?
ホームズ:それはYDCに聞いてみることだ
ね。