機能性表示水面下情報~201号~ アサヒさん「月経表示」受理!

弁護士出身の実業家・林田です。

 

先週、アサヒグループ食品(株)の「わたしの

プロローグ」において「月経表示」で初の受理

が達成されました(>表示見本)。

今日はそれに関するホームズとワトソンの対話

です。

ワトソン:アサヒさん、「月経表示」で初の受

理達成、快挙ですね。

「免疫表示」第1号のときは官邸の「健康医

療戦略」から始まる壮大な流れがありました

が、今回もその種のフローがあるのですか?

ホームズ:それはないね。機能性表示制度のポ

イントをよく研究した成果と言える。

ワトソン:というと―

ホームズ:まず、「更年期」と言うと疾病ニュ

アンスがあるが、「月経」にはそれがない。

「疾病ニュアンスでNG」になりにくい。

ワトソン:たしかに。「一時的」もうまいです

ね。

ホームズ:その通り。ガイドライン健康ゾーン

の3番目の範囲として「身体の状態を本人が

自覚でき、一時的な体調の変化(継続的、慢性

的でないもの)の改善に役立つ旨」が挙げられ

ている。

「一時的」にしておけば、消費者庁側も認めや

すい。

ワトソン:関与成分はアサヒさんの独占だから

「SRフリーライド」も出て来ないですね。

真似しようと思ったらRCTから始めなければ

ならない。

ホームズ:その通り。1年半から2年は市場を

独占できるだろう。

ワトソン:日頃の研究を磨くにはどうしたらよ

いのですか?

ホームズ:それはYDCに聞いてみることだ

ね。