Q14. 第一目標で有意差なし、第二目標で有意差あり、どうしたらいいか?

こんにちは、林田学(Mike Hayashida)です。

【機能性表示制度のルール関するQ&A】

よくある質問についてQ&A方式で回答します。

14. 第一目標で有意差なし、第二目標で有意差あり、どうしたらいいか?

Q:免疫力向上で機能性表示しようと思いRCTを行ったのですが、試験品群と

プラセボ群の群間比較において有意差は見られませんでした
しかし、第二目標としていた抗酸化力では群間比較において有意差が出ました

  こういう場合、機能性表示はどうしたらよいのでしょうか


A:抗酸化力について機能性表示できると考えられます

  ご質問のケースでは試験品の抗酸化力は実証されていると考えられます。

  第一目標であった免疫力について有意差でなかったこととの関係が
問題にはなりますが、一方で抗酸化力があり他方で免疫力ありには

  至らないというのは矛盾した結果とは考えられません。
よって、試験品の抗酸化力についてエビデンスが得られたと考えてよいと思います。

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~Q&A 目次~ ※見たい項目をクリックして下さい

Q1.商品のリニューアルとエビデンス

Q2.RCTをSRにコピーされないためには?

Q14.第一目標で有意差なし、第二目標で有意差あり、どうしたらいいか?

15.法的割り切りと科学的真実を追求する査読の矛盾

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