機能性表示最新情報 61 号 / 「体重」「ウエスト周囲径」での差戻し

こんにちわ。
YDCのミッシーです。
機能性表示最新情報 、今回は差戻し事例からの
ご紹介ですが、
簡単なクイズ形式でご紹介します。
次に例とする表示しようとする機能性には、
差戻しとして指摘される点があります。
それがどこか、お分かりになるでしょうか?
「本品には△△が含まれるので、高めのBMIを改善し、
体重やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能が
あります。BMIが高めな方、体重やウエスト周囲径が
気になる方におすすめの食品です」
まず前段から見て行きます。
「高めのBMIを改善し、体重やウエスト周囲径を
減らすのを助ける機能」、といったヘルスクレームは、
試験やSRで文句のない結果がでていれば可能です。
(ただし、消費者庁はダイエット系のヘルスクレームに
ついてはかなり細か見てくるため、
パッケージや商品名にはじまり、対象者は適切か、
など数々の関門を潜り抜ける必要はあります)
一方で、上記のヘルスクレームの後、
「BMIが高めな方、体重やウエスト周囲径が気になる方に
おすすめの食品です」はどうでしょうか。
BMIが高めの方は、試験でもSRでもBMIは25以上30未満を
対象とするので問題のない表現です。
ところが、体重やウエスト周囲径が気になる方については、
BMIのような制限がなく、全ての体重やウエスト周囲径が
気になる方を対象とした表現となり、
それは痩身効果等の健康の維持及び増進の範囲を超える、
というのです。
以前は、トクホも含めこういった表現で受理されていたものも
ありましたが、
最近は見方が変わった、ということのようですね。
ではまたメールしますね。
PS
YDCホームページ内の機能性表示サイトを
リニューアルしました。
受理事例の分析を大きく追加し、拒否事例の情報も
追加しました。
是非ご覧ください。 >>> https://www.yakujihou.com/kinousei/