機能性表示水面下情報~260号~ 独自の評価方法で新しいヘルスクレーム

元政府委員、薬事法ドットコム社主の林田です。

法律・医学・マーケティング・行政、4極の

コンサルティングを実践しています。

 

先週の薬事の虎にも書きましたが、富士産業さ

んの「みかん麹の認知サプリ」はcutting edge

な機能性表示食品です(J570>表示見本)。

従来は、論理的思考力=筋道を立てて物事を考

え、答えを導き出す力と定義され、

エビデンスはCognitraxのNon-Verbal

Reasoning=非言語的な視覚的・抽象的刺激を

どの程度認識し、推論し、反応できるかの評価

でした。

しかし、昨今の精神医学の潮流からすると、こ

の評価では狭すぎるので、富士産業さんは帰納

法、演繹法、アブダクション、アナロジー、

MECEの5つのカテゴリーに相当する試験問

題を自ら考案し、その試験問題によってより広

範な論理的思考力を評価しています(>論文)。

そして、このオリジナル試験問題に基づく評価

方法の一般的妥当性については、専門家の論

文で根拠付けています(>論文)。

その上で、このより広い論理的思考力について

「物事を矛盾なく考える力と情報・知識・経験

に基づいて推論し、より正しい答えを導き出す

力」と定義付けています(>届出表示)。

「作戦勝ち」という感じです。

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