弁護士出身の実業家・林田です。
先週6日のセミナー、「風雲急の機能性表示
どうするか?認知機能。やるべきか?免疫試
験。」では多数のご質問を頂きましたが、そ
れはすべて免疫表示に関することでした。
その一部を再現してみましょう(若干補足し
ています)。
Q1. T細胞やNK細胞やIgAの改善をエビデンス
として免疫表示を認めることはないのか?
→これまでそのような届出を受理していな
いし、少なくとも当面そのスタンスは変
わらないと思われる。
Q2. Q1の考え方は協会が推奨するロジックで、
その指針作りには消費者庁もオブザーバ
ーとして参加していたのではないか?
→そもそも2020年の受理は、内閣府の健康
医療戦略のお達しが最大のKEYと思われる。
指針作りに消費者庁は純粋に「オブザー
バー」として参加したようだ。
Q3. pDC細胞活性化以外のロジックで免疫表
示を認めることはないのか?
→2020年受理の背景からすると多分ないと
思う。
Q4. pDC細胞活性化のエビデンスを取ればそれ
で受理されるのか?
→そのような届出例はあるが、未だに受理
されていないところを見ると、その先に
もまだハードルがあるように思われる。