機能性表示の範囲は拡大しており、
トクホの存在意義は薄れるばかり。
昨年の8月に公正取引協議会を作り、
公正競争規約も定めましたが、
(>>>https://www.yakujihou.com/content/pdf/5-11.pdf )
これではあまり出番がない感じです。
そういう状況を考えてのことか、
疾病のリスクリダクション トクホを
見直そうという検討会が行われています。
(>>>https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/meeting_materials/review_meeting_004/assets/food_labeling_cms206_210112_01.pdf )。
疾病のリスクリダクション表示は
これまで2パターンしか埋められていません。
1つはカルシウム。
「この食品はカルシウムを豊富に含みます。
日頃の運動と適切な量のカルシウムを含む
健康的な食事は、若い女性が健全な骨の
健康を維持し、歳をとってからの
骨粗鬆症になるリスクを低減する
かもしれません。」
もう1つは葉酸。
「この食品は葉酸を豊富に含みます。
適切な量の葉酸を含む健康的な食事は、
女性にとって、二分脊椎などの
神経管閉鎖障害を持つ子どもが生まれる
リスクを低減するかもしれません。」
これ以外にも広がることになると、
ここは機能性表示では絶対に入れないゾーン
なのでトクホの存在価値がUPします。
検討会の今後が注目されます。