機能性表示水面下情報~82号/メタアナリティクスのトリック

今日はQ&Aです。

Q.(あ)
  論文A~Eでメタアナリティクスを行った結果、
  群間有意差が得られました。

  このうち、論文Aが関与成分の最小量で1g、
  Eが最大量で10gです。
  そこで、
  「1日摂取量1~10gで機能性が認められる」
  とまとめ、商品の1日摂取量も1gと設計しました。

  しかし実は、論文Aでは群間有意差が
  得られていません。
  これでよいのでしょうか?

 (い)
  論文F~Jでメタアナリティクスを行うことを
考えています。
介入前後の値に関し、F~Iでは前後の値の
Mean±SDがわかるのですが、Iでは後値が
  わかりません。

論文Iが関与成分の最小量でこれを 除くことはできません。 Jは昔の海外論文で、著者に確認しても、

  レスポンスは期待できません。
どうしたらよいのでしょうか?

A.1.(あ)について
   メタアナリティクスは全体が1つの研究であり、
   個々の論文にブレークダウンする必要はありません。

   よって、
   「1日摂取量1~10gで機能性が認められる」
   が研究の結論であり、それに適合する1日摂取量は
   問題ありません。

  2.(い)について

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