機能性表示最新情報 36 号

こんにちわ。

YDCのミッシーです。
最近は消費者庁の受理の動きが緩やかだと、
以前のメルマガで書いたと思います。
そこで実際にはどの程度緩やかなのか、
各月ごとの受理件数を調べてみました。

4月:55件
5月:57件
6月:36件
7月:55件
8月:52件
9月:28件
10月:現在までで8件

おおよそ1月50件程度の受理件数が続く中で、
6月と9月が明らかに少ないですね。
6月の受理件数が少ない理由は想像できます。
6月の受理となると、届出の申請自体は4月に
出したものです。
今年の春先の時期と言えば、ガイドライン改定の
噂もあって、

多くの方が3月中の駆け込みを行っていました。
その反動で4月の届出申請が少なくなり、
結果的に受理件数も少なくなったのでしょう。
そうすると、9月、そして今月も受理が少なくなりそうな
理由は何でしょうか?
考えられることの一つは、消費者庁の基準の変化です。
前にもご紹介したエキス、抽出物への厳しい指摘。
あるいは先日消費者庁から発表された質疑応答集の内容など、
ここ最近になって以前のやり方が通用しなくなったケースが
多いようです。
みなさんこうした影響があって、差し戻される案件が
多くなっているのが原因かもしれません。
さて、

そのエキス。

「A由来B」と届け出ると、なぜBだけが作用すると
言えるのかと差し戻されます。
そこで、Aに含まれるCやDやEは届け出ている
機能性に関係ない、あるいは関係が低いと説明する。
こんなやりとりとなりますので、
予め届出資料別紙様式7-1の作用機序において
こういう説明をしておくことが必要です。

では、またメールしますね。
ミッシー