こんにちわ。
YDCのミッシーです。
今週ご紹介する機能性表示の事例は、
偶然にも二つとも関与成分が乳酸菌関係のものです。
一つ目は、
B409 ライラック乳酸菌 スタンダード(カプセル)
有胞子性乳酸菌 (Bacillus coagulans) lilac-01
「本品には、生きた有胞子性乳酸菌 (Bacillus
coagulans) lilac-01が含まれています。
便秘傾向の方の便の状態(便の色、臭い、量、形)
を整え、お通じ(回数、残便感)を改善することが
報告されています。
便通が気になる方に適した食品です。」
届出はアテリオ・バイオさん。
過去にも同じ関与成分をRCTで通しています。
今回はその論文をSRとして利用したものです。
表示文言の「便秘傾向」や「お通じ(回数、残便感)」は、
今のところこの2商品のみです。
二つ目は、
B413 「カラダカルピス」スパークリング
乳酸菌CP1563株
「本品には独自の乳酸菌CP1563株が含まれ、体脂肪を
減らす機能があるので、体脂肪が気になる方および
肥満気味の方に適しています。」
アサヒ飲料さんによるRCTの届出です。
「”独自”の乳酸菌」というフレーズは、初出です。
この事例で採用されている試験論文は、
B20 カラダ「カルピス」と同じ論文です。
試験品と当該製品の違いを、別紙様式(Ⅴ)-3で
補っている、というわけですね。
方法は違えど、最初のRCTを利用しているという点も、
ご紹介した二つの事例の共通点ですね。
ただ、気になるのは、被験者のベスライン
(スタート時)の内臓脂肪が平均値で100平方cmを
超えていることです。(BMIは30未満)
他の事例では、BMI25-30でも内臓脂肪100平方cmなら
「肥満者」(病者)として差し戻しています。
何だかよくわかりません。
では、またメールしますね。
ミッシー