機能性表示水面下情報~274号~ SMIで更年期症状クレーム可能か?

元政府委員、YDC(薬事法ドットコム)社主の

林田です。

1.応用薬理2025年1号に掲載された「マカエ

キス末の摂取が健常な更年期女性の睡眠の質に

及ぼす影響-ランダム化二重盲検プラセボ対照

並行群間比較試験」はとても興味深いものでし

た。

その要点はこうです。

(1)株式会社ヴィッテの論文

(2)主要評価項目として、睡眠質問票である

OSA-MAの他、更年期症状を評価するSMIを

採用している(>SMI)。

(3)機能性表示食品においてこれまでのところ、

女性の更年期症状を直接訴求した事例はなく、

睡眠などに引っかけて間接的に匂わせるもの

にとどまっている。この試験でもそれを踏まえ

て、「健常な更年期女性の睡眠の質」にしてい

ると考えられる。

(4)なお、この試験の被験者はSMIが26点以

上50点未満の者とされており、これは「バラン

スの良い食事、適度な運動を行い、無理のない

ライフスタイルを送り、更年期障害の予防につ

とめましょう」という評価だとしている。

これによって健常者であることを主張している

と思われる。

2.但、SMIが50点未満ならば健常者の範囲

内で更年期「的」症状を評価していると言える

か?については説得的な議論がありません。

3.なので、この研究で更年期「的」症状に切

り込むには難しく、「睡眠」にポイントをずらす

しかないように思います。

■いかがでしたか?

更年期「的」症状に関し健常者をどう選別した

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