弁護士出身の実業家・林田です。
先週土曜日の薬事の虎で、ミッシーが(1)今
年度の撤回件数は異常、(2)過去最多で157
件なのに2024年1・2月だけで200件を超え
ている、ことをレポートしていました。
なぜなのでしょうか?
ミッシーも言っていたように、さくらフォレス
ト事件関連の88件も一つの要因ですが、それ
では2024年1・2月の急増は説明できません。
さくらフォレスト事件のように水面下で特定の
関与成分に問題が生じているのか?と言うと、
そんなことはありません。
一番考えられるのは、例のナチュラルメディシ
ン問題。
3月末までに止めれば免責するという話もあ
り、それに乗らないリスク・対応と、撤回=終
売とをバランスに掛け、後者を選択した方が賢
明という選択に至った。
もう一つ考えられるのは、2025年4月から完
全施行となるPRISMA2020絡み。
このメルマガでもお伝えしているように、それ
までのSRも事実上UPDATEが求められる。
問題のあるSRを下手に放置しておくと、さく
らフォレスト社のように景表法違反を追及され
る危険もあるので(特に現上層部は強硬な傾向
が窺える)、UPDATEする予定がないのなら
早く手仕舞いした方がよいと判断したケースも
少なくないように思います。
従来のSRをどうしたものかお迷いの方は、
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ください。