機能性表示水面下情報~208号~ したたかな撤回交渉

弁護士出身の実業家・林田です。

 

先々週土曜日の薬事の虎で、ミッシーが撤回交

渉について取り上げていました。

I607(>表示見本)のケースで、これはさくら

フォレストで撤回を迫られたG405(>表示見本

の後継品です。

後継品と言っても中身は全く同じ。DHA・

EPAを関与成分から外し、パッケージを変え

ただけ。

これでG405の在庫消化を狙っていると言えま

す。

機能性表示に関しては事業者がどんなに真面目

に取り組んでいても上からの方針で揺れ動くの

で、事業者もこのような「自衛策」を採らざる

を得ないと思います。

さて、このような巧みな撤回交渉。

実は私どももサポートした前例があります。

「歩行能力改善」の事例です。

こちらも「上の方針変更」でどんどん撤回を迫

られ、2019年3月29日、朝日新聞が取り上

げた時には、撤回していないのは1社のみと

いう状況でした(>朝日新聞)。

その最後の一つも4月9日には撤回しました

が、中身が全く同じ製品が4月17日に受理さ

れており、在庫の消化に成功したのです。

詳しいことをお知りになりたい方は

info@yakujihou.com 問合わせ窓口までお問

合わせください。