弁護士出身の実業家・林田です。
「薬理と治療」7月号に、東洋新薬さんの乳酸
菌CRL1505の免疫効果の試験論文が掲載され
ていました。
内容は以下の通りです。
“Effects of food containing heat—killed
Lactobacillus rhamnosus CRL1505 on immune
function and physical conditions―A
randomized, double—blinded placebo—
controlled, parallel—group study―
(1)体調アンケート、及びHLA-DR、CD86
を指標としている。ただし、HLA-DRは有意
差ありだが、CD86は有意差なしという結果。
(2)これまで受理されている免疫事例は、乳
酸菌(生菌)だが、この論文では死菌が対象と
なっている。”
私が2020年末から「提唱」している、免疫に
関する消費者庁の受理基準に沿ったものです。
私の「提唱」に関しては「本当にそうか?」と
訝しがる方も沢山いらっしゃいましたが、最近
は、私の「提唱」に沿ったものしか見かけなく
なりました。
また、現在はOTC側との棲み分けが、「OTC
→免疫改善、機能性表示→免疫維持」という形
でできているので、東洋新薬さんがそこを間違
えない限り、「CD86で有意差なし」というデ
ータであったとしても受理は確実です。
■今回のさくらフォレスト社一連の事件を通し
て言えることは―
(1)穴の少ないSRを作ること=根拠を用意
しておくこと、(2)指摘を受けたらその根
拠で反論すること、が必要ということです。
そこで、YDCでは、「SR点検サービス」を下
記要領にて始めることにしました。
1.提出したSRを点検し、今回の指摘を踏ま
え、どう直せばよいかを示します。
2.1の費用は、SRの1文献あたり20万円
税別
3.とりあえず、提出したSRで採用している
文献を対象としますが、それではどうしようも
ないというときは、別途協議させていただきま
す。
→お問い合わせはinfo@yakujihou.com 問い合
わせ窓口まで。