1.E743(ggヘスペリジン&コラーゲン、
江崎グリコ)
「魚由来低分子コラーゲンペプチドには、
肌の水分量(潤い)と弾力性の低下を抑え、
肌の健康に役立つ機能が報告されています。」
のヘルスクレーム。
関与成分・魚由来低分子コラーゲンペプチドの
1日量は2500mg。
採用文献はSugihara2015とInoue2016の2報。
SRは自社。
2.「肌の弾力性」を初めて認めさせた画期的な
届出ですが、この建て付けは実はC334と全く
同じ。
ただ、C334(ヘスペリジン&コラーゲン)の
方は
「魚由来低分子コラーゲンペプチドには、
肌の水分量を保持し、肌の潤いに役立つ
機能があることが報告されています。」
で、「肌の弾力性」がありません。
3.察するに、C334の際に、「肌の弾力性」を
入れて届出したのに認められなかったのでは
ないでしょうか?
止むなく「肌の弾力性」を切り捨てたSR
とし、届出もその線でまとめたのではないか
と思われます。
4.ということは、かって認められなかった
ものが今回認められたわけで、私が最近の
傾向として指摘している「形式審査への
回帰」がここでも見られる気がします。