機能性表示水面下情報 40 号/CBDで機能性表示は可能か?

1.注目度の高いCBD。

   機能性表示で行けるのか?という問合せを
  よく受けます。

  規制面はさておき、テクニカル面から
  今日は考えてみましょう。

2.最も参考になる事例は、CBDを有効成分
  として抗てんかん薬の承認を得たEpidiolex
  です。

3.まず、EpidiolexのHPを見ると、
  「Natural Approach」の部分に、「カンナビス
  植物から作られており合成ではない」との
  記述があります(>>>
  https://www.epidiolex.com/about-epidiolex/quality )。

4.さらに、STUDY PROTOCOLを見ると、「Pure CBD」
  とされていますが、その内容は「95%以上のCBDと
  0.5%以下のTHC」となっています(P30>>>
  https://www.yakujihou.com/merumaga/2003033.pdf )。

5.事情通の話によると、このSTUDYが行われた
  2014年当時は、THC0.5%以下で「Pure CBD」
  と分類されていたことによるそうです。

6.いずれにせよ、わが国では、THCは0%で
  なければならないので、このSTUDYは機能性
  表示には使えない、ということになります。

詳しいことは3月27日のセミナーで
お話ししましょう。