機能性表示水面下情報 39 号/事後点検と検証事業

1.機能性表示の事後点検。

   スタートに向けて段々煮詰まって来ています。

2.多くのプレーヤーさんはこう考えている
   ようです。

(1)自分ではこれで十分と思って届出をして
      受理されたのだから事後点検で手直しを
      することは基本的にない。

(2)他社が刺してくる(疑義)ことも最近は
      ほとんどないのでそこは事後点検が
      始まっても変わらないだろう。

(3)だから、事後点検はどうということは
      ない。

3.たしかにそうなのですが、気になるのが
   消費者庁の検証事業です。

(1)平成27年度より、表のような検証事業が
      行われています>>>
   https://www.yakujihou.com/merumaga/0252025.pdf

(2)内容的に関わってくるのが、RCTの検証、
   SRの検証、関与成分量の検証、関与成分の
   分析方法の検証です。

(3)検証事業は別予算で行われているため、
   みずほ総研などが予算もらって受託して
   基礎調査を行っています。

   平成30年度は、分析方法に関し、次の
   ような有識者の方々が受託側の委員として
   基礎調査を行っています>>>
   https://www.yakujihou.com/merumaga/0252026.pdf

(4)基礎調査だけで終わればプレーヤーさん
   にはあまり関係ないのですが、基礎調査が
   消費者庁にわたって、それに基づき
   消費者庁がプレーヤーさんに届出の変更や
   撤回を迫っています>>>
   https://www.yakujihou.com/merumaga/0252027.pdf

4.事後点検制度のスタート共にこの検証事業が
  拡大されることはないのだろうか?
  と思っています。