機能性表示広告のケーススタディ。今日は2回
目。
ヘルスクレームは「ブラックジンジャー由来
ポリメトキシフラボンは、BMIが高めの方の腹
部の脂肪を減らす機能があることが報告されて
います」という事例を検討します。
(1)中高年の方が太ってしまう原因は簡単。
年齢と共に基礎代謝量が低下してしまうから
。そこで開発されたのがこの商品。
→i.解決のターゲットは「太る」ではなく「脂
肪」。なので、「中高年の方のお腹の脂肪が
減らない原因は簡単」とする。
ii.「そこで開発されたのがこの商品」だと商品
自体に機能性があるように誤認を与える。
なので、「そこで開発されたのがこの関与成分
」とする。
(2)体験談「なかなか落ちないお腹の脂肪。
でも年齢のせいと諦めたくない。そんな時この
商品を飲み始めました。しばらくしたら周りの
人たちから“痩せた?“と言われるようになりま
した。この商品に感謝です。」
→i.「この商品」だと商品自体の機能性と誤認を
与える。「ブラックジンジャー由来ポリメトキ
シフラボン」か「ブラックジンジャー由来ポリ
メトキシフラボンがKEYのこの商品」に変える。
ii.機能性は「痩せる」ではないので、「周りの
人たちから“お腹絞った?”と言われるようにな
りました」と変える。
■いかがでしたか?
6月30日さくらフォレスト社に対して下され
た措置命令、7月3日同様のSRを用いる他社に
発せられた事務連絡は、今後の機能性表示の戦
略を考える意味で重要な意味を持ちます。
ご関心のある方は、info@yakujihou.com(薬事
法ドットコム お問合せ窓口)までお問合せく
ださい。