機能性表示水面下情報~196号~機能性表示広告ケーススタディ(2)

機能性表示広告のケーススタディ。今日は2回

目。

ヘルスクレームは「ブラックジンジャー由来

ポリメトキシフラボンは、BMIが高めの方の腹

部の脂肪を減らす機能があることが報告されて

います」という事例を検討します。

(1)中高年の方が太ってしまう原因は簡単。

年齢と共に基礎代謝量が低下してしまうから

。そこで開発されたのがこの商品。

→i.解決のターゲットは「太る」ではなく「脂

肪」。なので、「中高年の方のお腹の脂肪が

減らない原因は簡単」とする。

ii.「そこで開発されたのがこの商品」だと商品

自体に機能性があるように誤認を与える。

なので、「そこで開発されたのがこの関与成分

」とする。

(2)体験談「なかなか落ちないお腹の脂肪。

でも年齢のせいと諦めたくない。そんな時この

商品を飲み始めました。しばらくしたら周りの

人たちから“痩せた?“と言われるようになりま

した。この商品に感謝です。」

→i.「この商品」だと商品自体の機能性と誤認を

与える。「ブラックジンジャー由来ポリメトキ

シフラボン」か「ブラックジンジャー由来ポリ

メトキシフラボンがKEYのこの商品」に変える。

ii.機能性は「痩せる」ではないので、「周りの

人たちから“お腹絞った?”と言われるようにな

りました」と変える。

■いかがでしたか?

6月30日さくらフォレスト社に対して下され

た措置命令、7月3日同様のSRを用いる他社に

発せられた事務連絡は、今後の機能性表示の戦

略を考える意味で重要な意味を持ちます。


ご関心のある方は、info@yakujihou.com(薬事

法ドットコム お問合せ窓口)までお問合せく

ださい。