弁護士出身の実業家・林田です。
「インスタで機能性表示の表示見本を一覧で
きるアカウントを作った(ydc866)」と書い
たら急にフォロワーが増えました。
そもそもは私が数分で機能性表示の表示見本
を一覧できるように作った、控えのようなも
のです。
最新の投稿で目を惹いたのは、富山常備薬さ
んの「リョウシン富山グルコサミン」(>
H159表示見本)です。
富山常備薬さんはユニークな会社さんで、OTC
「キミエホワイト」で大ヒットを飛ばし年商
150億に至りましたが、様々な足引きに遭い、
売上激減となりましたが、次なるOTC「リョ
ウシンJV錠」で再び大ヒットを飛ばしておら
れます(>LP)。
OTCの「リョウシンJV錠」では、「関節・神経
痛」を訴求しておられますが、機能性表示で
はもちろんそれはうたえません。代わりに、
「関節軟骨の正常な代謝を促す機能」を訴求
しておられます。
ここまでは何の問題もありません。
では、両者をセット売りにすることは可能な
のでしょうか?
もちろん、「リョウシンJV錠」は医薬品なの
で販売者が医薬品販売業の免許を持っている
ことが必要ですが、そこをクリアーしていれ
ば両者をセットで広告したり、セットで買わ
せたりすることは可能なのでしょうか?
結論は可能です。
この点で参考になるのは大塚製薬さんのファ
イブミニです(>フォト)。
ファイブミニはトクホですが、ファイブミニ
プラスは非トクホです。
しかし、両者をシリーズとして訴求し、セッ
ト販売もしておられます。
ポイントは、前者で許可されている効能を後
者にかけないようにすることです。ファイブ
ミニの例ではそれぞれを囲みで囲んで、ミニ
の囲みの中で許可効能をうたっています。
こういう建て付けであれば、OTCと機能性表
示のセット訴求・販売も可能です。
■いかがでしたか?
こういう販促手法を「ダブルマーケティング
」と私は呼んでいます。多分、その草分けは、
養命酒さんの「薬用養命酒」と「(ただの)
養命酒」のダブルですが、私もやずやさんを
コンサルした時に「香酢」(サプリ)と「美
香酢」(調味料)のダブルマーケティングを
考案し、香酢大ヒットに貢献しました