機能性表示水面下情報 ~144号/テストする前に聞いて下さい

弁護士出身の実業家・林田です。

機能性表示の受理件数(取下げは除く)が5千
件を超えたそうで、完全に社会に根づいた感
じがします。

但、良くも悪くも「形式審査」という建て付
けなので先が読めません。

みなさま方の多くは、過去に受理事例があれ
ばそのパターンで行けると考えてプロジェク
トを立てると思いますが、そのやり方ではう
まく行くとは限りません。

A.たまたま受理された

B.運用方針が変わっている

といったことがありうるのです。

Aに関して言うと、審査の仕組みとして統一
性を保つ建て付けになってはいるのですが、
マンパワーと届出件数のアンバランスが著し
く、「たまたま受理される」ということが
あるようです。

こういうケースだと「2匹目のどじょうはい
ない」ということになります。

Bに関して言うと、過去、それまで受理され
ていた「寝つき訴求」が急に受理されなく
なったり、BMI30以上を病者と捉えていたの
が25以上に下がったり、その後30以上に戻
ったりと、何のアナウンスもなく運用方針
が変わったりしています。

私がいつも言うように、この辺りは情報戦
です。

特にRCTをお考えの場合には、折角RCTで結
果を出しても「今はそのヘルスクレームは
認めない」ということがありうるので、テ
ストをする前に是非私どもにお問い合わせ
下さい。