機能性表示水面下情報 ~132号/新年度への改正

こんにちは。
機能性表示の戦略家、林田です。

例年、このころに新年度に向けての改正が行われ、
ガイドラインやQ&Aの改定が行われますが、今年
は内容的な変更は何もありません。

今消費者庁が検討しいているのは、事前確認制
度の拡充のみです。

つまりこうです。

1.機能性表示の届出の増加で、21年度は現在
 1102件、最終的には1400件くらいになる見通し。

 しかし、消費者庁の審査担当者はむしろ減少
 している。

 このため、現状遅延が生じており、新規届出へ
 の返しは60日を超えている。

2.この状態を解消するため、審査の民間への移譲
 を拡充する。

 たとえば、既受理関与成分・既受理ヘルスクレ
 ームの組み合わせの場合は、民間だけで審査で
 きることにする。

3.この事前確認制度の拡充は夏ころにまとまる
 予定です。

4.遅延状況はまだまだ続きそうです。