機能性表示水面下情報 ~131号/続・抗冷え訴求の広告

こんにちは。
機能性表示の戦略家、林田です。

1.2月8日に「抗冷え訴求の広告」について書き
 ました。
 ヘルスクレームは「冷えによる末梢の皮膚
 表面温度の低下を軽減機能がある」

 対し、手の温度が上がっていくグラフを広告
 に使うのは不可。
 なぜなら、ヘルスクレームは「低下の軽減」
 であって、「温度が上がる」というのではな
 いから。
 
 こういう話でした。

2.この件にはさらに続きがあります。
 それは、「血流」の話です。

 ヘルスクレームは、
 「冷えにより低下した手の血流を正常に整える」

 これに関し、一時的な末梢血流量の低下を抑
 制しているグラフ(>例)は使えるのでしょ
 うか?

 こちらは、「血流を正常に整える」というファジーなヘ
 ルスクレームなので、「低下抑制の軽減」でも
 「上昇」でもどちらも行けると思います。

3.最近、広告におけるグラフのチェックが厳格
 になっているので、ヘルスクレームとの対応
 には十分ご注意下さい。
 

 
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