機能性表示水面下情報~85号/GABAの猛威と認知機能とMCI

薬事の虎
「機能性表示最新情報」2月6日号において
ミッシーがGABAの猛威について触れていました。

曰はく ―
 
 
(1)現在の受理事例の10%以上を
  GABAが占めている。
 
(2)ヘルスクレームとしては、
 
  血圧、
  精神的ストレス・疲労感、
  睡眠の質、
 
 に加え、
 
  肌弾力、
  認知機能
 
 にも広がっている
 
 と。
 
 
今日は、そんな中の認知機能における
MCIに関するQ&Aです。
 
 
Q.
認知機能のSRを作成したいのですが、
採用した研究の中にMCI(軽度認知障害)の人が
含まれています。
 
どうしたらよいでしょうか?
 
 
A.
1.消費者庁2019年3月26日通知によると ―
 
 (あ)加齢による認知機能維持の対象者は
   健常域者で、これには健常者とMCIの者が
   含まれる。
 
 (い)40歳以上の者は
   原則としてこれに含まれる。
 
 (う)40歳未満の者は
   MMSEが27点以下であれば
   MCIとして対象になりうる。
 
 
2.認知機能を評価する研究において
  MCIが含まれていることは問題なく、
  MCIか否かはMMSEが27点以下か否かで
  判断する(40歳未満の場合。
  40歳以上はMCIでなくとも対象になるので
  MCIか否かを検討する必要はない)、
  ということになります。

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