薬事の虎
「機能性表示最新情報」2月6日号において
ミッシーがGABAの猛威について触れていました。
曰はく ―
(1)現在の受理事例の10%以上を
GABAが占めている。
(2)ヘルスクレームとしては、
血圧、
精神的ストレス・疲労感、
睡眠の質、
に加え、
肌弾力、
認知機能
にも広がっている
と。
今日は、そんな中の認知機能における
MCIに関するQ&Aです。
Q.
認知機能のSRを作成したいのですが、
採用した研究の中にMCI(軽度認知障害)の人が
含まれています。
どうしたらよいでしょうか?
A.
1.消費者庁2019年3月26日通知によると ―
(あ)加齢による認知機能維持の対象者は
健常域者で、これには健常者とMCIの者が
含まれる。
(い)40歳以上の者は
原則としてこれに含まれる。
(う)40歳未満の者は
MMSEが27点以下であれば
MCIとして対象になりうる。
2.認知機能を評価する研究において
MCIが含まれていることは問題なく、
MCIか否かはMMSEが27点以下か否かで
判断する(40歳未満の場合。
40歳以上はMCIでなくとも対象になるので
MCIか否かを検討する必要はない)、
ということになります。
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