1.去る8月7日には48件の受理がありました。
最大の注目ポイントは「免疫」の受理でしたが、
それ以外にも注目される点がありました。
2.F174(サッポロウエルネスラボ株式会社、
レモンでキュッ!)
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「本品(レモンでキュッ!)には、レモン由来
モノグルコシルヘスペリジンが含まれており、
一時的に自覚する顔のむくみ感や、脚
(ふくらはぎ)のむくみを軽減する機能が
あります。」
1)「顔のむくみ感」での初事例。
かなり甘い受理。
2)VAS法での評価。
その妥当性とコンセンサスについて、
VASを用いた文献が3報あることを根拠と
しているが、それでよいのか疑問。
3)「健康の維持増進」の問題と言えるのか
という点についてはQOLの改善をあげるが、
随分ザックリした議論で疑問。
3.F190(株式会社タイヨーラボ 、
サンファイバーEXa(イーエックスエー)
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「本品にはグアーガム分解物(食物繊維)が
含まれます。グアーガム分解物(食物繊維)
は、腸まで届きビフィズス菌を増やして
腸内環境を良好にすることが報告されて
います。グアーガム分解物(食物繊維)は、
やや軟らかめの便を改善しておなかの調子
を整える機能が報告されています。
グアーガム分解物(食物繊維)は、便秘
気味の方のお通じを改善する機能が報告
されています。」
「軟便」は初。
便性状はブリストル便計状スケールで評価。
同スケールにおいては3~5が健常のところ、
採用研究においてはタイプ5を対象としている
ので、健常の範囲内とする。