機能性表示水面下情報 60号/免疫問題と安部一強政治

平成30年6月15日、安倍首相率いる規制改革会議
が「専ら医薬品の成分を含む生鮮食品やその
加工品の医薬品該当性について見直せ」と
発議すると、

厚労省は平成31年2月28日、それに沿った計画を
提出し(>>>
https://www.yakujihou.com/merumaga/20200804.pdf )、

消費者庁もQ&Aを追加して、本来的医薬品成分
を関与成分とすることを可能にしました。

今般、同じく安部首相率いる健康・医療戦略が
機能性表示への免疫の導入(「免疫機能の改善など
を通じた保健用途における新たな表示」)を
提言しました。

安部一強政治の状況は2年前と何と変わらない
ので厚労省も消費者庁もこれに従うことに
なるでしょう。

これに関し2つのポイントを指摘して
おきましょう。

1.官邸は「保健用途における新たな表示」と
 示していますので「作用機序に書ける」とかの
 レベルではありません。

2.冒頭に書いた本来的医薬品成分の関与成分化は
 まだ実現例が1件しかありません
 (E294 カロリミットa、ファンケル)。

 免疫も同じで実現に向けては様々な
 ネゴシエーションが必要とされます。

 その点は私どもにお任せ下さい。

お問い合わせは、

info@yakujihou.com (坂元)まで
ご連絡下さい。