善意なき世界とは?(機能性表示不備事項指摘に関するQA)

明後日発売の「届出書類作成マニュアル」の 
改訂版―オンライン対応版― 

続々とお申し込みを頂いています。 


この改訂版には、私がこれまで届出に40件以上 
関わってきた経験で得られた、 

ガイドラインに書かれざるルールが 
随所に散りばめられています。 


日本初の、オンライン対応版です。 


価格は従来と同じ3万円(税別)で、 
3回の質問権も付けます。 


マニュアルがUPDATEされたら、UPDATE版は 
無料で送られます。 


それを祝して、 

明日までにお申し込みになられた方々には、 

大好評のセミナー 
「拒否事例をこっそり教えます。 
 機能性表示 新審査基準の実態と対策」 

がWEBで無料視聴できる権利  
―購入すると(非会員40,000円、会員35,000円)ですー 

を「プレゼント」します。 


まずは無料サンプルを見たいという方のための 
無料サンプルも用意しています。 


お申し込み・お問い合わせは 

表題を 

「届出書類作成マニュアル(オンライン対応版)購入」か、 

「届出書類作成マニュアル(オンライン対応版)サンプル希望」として、 


・会社名 
・ご担当者名 
・メールアドレス 
・電話番 号 

を明記の上 

info@yakujihou.com(中田) 


までご連絡ください。 




さて、 

今日は不備事項指摘に関するQAです。 


Q, 
機能性表示健食の表示文言に「元気の衰えに」と書いたら、 
差し戻されてしまいました。 


何がいけなかったのでしょうか? 


A, 
1、具体的でない、という点がまず問題です。 


私はこれを「so what?」の基準と呼んでいますが、 
「だから何なの?」ということを、 

具体的に書かなければなりません。 

たとえば、 

「元気の衰えた方の一時的な疲労の回復におすすめです」 
といった感じです。 



2、ただ、注意をしなければならないのは、 
この「what」は、病気の範囲に入ってはいけません。 


単に「疲労回復」と言うと、「慢性的なのか一時的なのか」 
と指摘されます。 

慢性的だと病気の範疇に入ってしまうからです。 



3、他方逆に全く問題がない状態を上昇させるように 
読めると、「意図的な健康増進なのか」と指摘されます。 


「改造」はまた機能性表示の範囲外だからです。 

1の例だと、「元気が衰えた方」を対象としています。 


これなら、全く問題がない状態を対象とはしていませんので 
大丈夫です。 



4、なお、1の表現だと、さらに、 

「元気が衰えた状態とはどういう意味か」という指摘もありえます。 


この答えは、受けを「一時的な疲労の回復」にしているわけだから 

文脈上、「元気が衰えた方とは一時的に疲れている方」を 
意味すると読める、ということです。 


ただ、これで戻されると、現在の審査期間の2か月を無駄に 
してしまうことになるので、あらかじめ、説明しておくべきです。 


機能性表示審査の世界には「善解」、つまり、善意に 
解釈してくれる、ということはありません。 


ですから、疑問を持たれることはあらかじめすべて 
潰しておく必要があります。 



このメルマガでも何回か書いていますが、現状、 
1回目の審査チームと2回目は違うよう
で、 


かつ、1回目の審査はあまりプロフェッショナルな 
スタンスではありません。 


それゆえ、 

「読めばわかるだろう」は禁物です。懇切丁寧に説明する、 
というスタンスが必要です。 

1の例だと、エビデンスに関する別紙様式?あたりで 
この種の説明を入れておいた方がよいと思います。 



5、このように、現在の機能性表示審査は極めてテクニカルで、 
テクニックを知らないと受理されません。 


「届出書類作成マニュアル(オンライン対応版)」には 
そういうテクニックが盛り込まれていますから、 

是非ご活用ください 



お申し込み・お問い合わせは 

表題を 

「届出書類作成マニュアル(オンライン対応版)購入」か、 

「届出書類作成マニュアル(オンライン対応版)サンプル希望」として、 


・会社名 
・ご担当者名 
・メールアドレス 
・電話番 号 

を明記の上 

info@yakujihou.com(中田) 


までご連絡ください。