機能性表示制度|チャレンジングなファンケルさんのRCT

こんにちは、


    林田学(MikeHayashida
です。

 

機能性表示制度

~チャレンジングなファンケルさんのRCT~


今週の動画ニュースをアップデートしました。
テーマは化粧品です。

医師にアンケート調査を実施して

80%の医師が使い続けたいと回答した、と言えるか?

白衣を着て登場させることはできるのか?

といった

ドクタープロモーションの可否について
わかりやすく説明いたします。

是非ご覧ください。

http://tinyurl.com/ocpa46w

また、11/26に
ドクタープロモーションを安く効果的に導入できる
システムを説明する無料セミナーも行います
ぜひご参加ください。

↓        

http://r.swe.jp/u/1004/doctorrec

さて、先週消費者庁サイトには
10件の機能性表示食品がUPされました。

注目はファンケルさんの快眠サポートです
その名の通り睡眠系のRCTですが
なかなかチャレンジングです

1.表示文言は

「本品にはL-セリンが含まれるので、睡眠の質の向上
(寝つきの改善、熟眠感の改善、起床時の満足感)に
役立ちます。日常生活のストレスによる一時的な睡眠の
不満を持つ方におすすめです。」

ここから

1
)寝つきの改善
2
)熟眠感の改善
3
)起床時の満足感 

アウトカム(ゴール)としていることがわかります。

2.n45とn7(PPS)2試験を対象として
1論文にまとめています。

n7の方で客観評価を行っていますが
有意差はなく、有意差があるのは主観評価です。

n45では、寝つきと眠りの継続で有意差有りです。
しかし、これでは、2)や3)が言えないので
そこでn7の試験を使っているのでしょう。

ただ、2)や3)は、n45では有意差が出ていないので
それをn7わずか7人のアンケートーから導き出すと
いうのは「力技」です。

3.表示文言は、第一文で手広く表現し
第二文で、あくまでも「一時的」と絞り込んでいます。

4.n45もn7も試験デザインはクロスオーバーで
n45は4日、c7は2日と短いです。
クロスオーバーなのに、時期効果や持越し効果の検討は
行われていません。

4日の正当化は様式V-2
「トクホと異なる試験方法であることの合理的理由」
で「一時的」な効果を評価しているので
4日で足りると述べています。

5.査読論文は英語ですが、4にも述べたように
きわめてあっさりしたものです。

そのせいか、様式V-3で、英語論文の補足説明
-層別解析や主観評価におけるスコアの付け方-を
日本語で行っています。

これもチャレンジングな手法です

このやり方がOKなら
英語であっさりした論文を書いて査読を通し
不備事項指摘で
これでは表示文言が立証されていないと指摘されたら
V-3
に補充説明を入れる、と言うやり方が
可能になります。

6.n45では眠りの継続でも有意差が出ていますが
表示文言には盛り込まれていません。
これがなぜかは興味のあるところです。

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