凍り付く機能性表示と大人のカロリミット

こんにちわ。 

YDCのミッシーです。 


林田先生がメルマガに「凍り付く機能性表示」 
と書いて以来、 

「どう凍りついているのですか?」とよく聞かれます。 


私が小耳に挟んでいる情報だとこんな感じです。 


1.そもそもの原因は、機能性表示の統治構造に変化が 
   あったこと。○○学会理事長の新春インタビューが 
   そのことを裏付けている。 

   現在はトクホと同程度のポジショニングで機能性表示を 
   デザインしている。つまり、一般食品中心、店販型中心。 

   今後はこういうものを中心に積み重ねられていくだろう。 


2.11月以降いろんな点がドラスティックに変わっている。 
   例えば、肥満者の定義が運用上変わっている。 

   以前はBMI25以上30未満は境界型の位置づけでよかったが、 
   今はその中で内臓脂肪100平方cm以上だとその人も病者。 

   そこで、BMI25以上30未満を採用していると 
   「その中に内臓脂肪100平方cm以上がいないか確認せよ」 
   との指摘が来る。 

   また、最近は作用機序もよく読んでいる。 
  「Aは抗炎症作用があり、炎症によるXXを抑える」と 
   作用機序に書いていると、それは疾病罹患者を対象として 
   いるとの指摘が来る。 

   もしこれが抗炎症作用って作用機序に書けないという 
   ことだとしたら驚天動地! 


この凍り付く状況の中で一人気を吐いているのが 
ファンケルさんです。 


ついに、サプリ型の大人のカロリミットが機能性表示 
に移行して来ました。 


関与成分は6個。 

・・・・ギムネマ酸 、桑の葉由来イミノシュガー 
(ファゴミンとして)、エピガロカテキンガレート、 
キトサン 、インゲン豆由来ファセオラミン、 
ペンタメトキシフラボン(ブラックジンジャー) 


普通のカロリミットはペンタメトキシフラボンを除いた5個。 


まずはこの5個成分の商品のRCTに基づきSRを作り、 
食後血糖値の上昇抑制と食後中性脂肪の上昇抑制をうたう。 


そして、6成分でのRCTで、脂肪代謝力UPをうたう。 

とてもトリッキーな機能性表示が誕生しました。 

ちなみに、「脂肪の代謝」は初出の表現です。 


大人のカロリミットのLPには「ダイエット」の5文字が 
躍っています。 
https://goo.gl/BRj8F9 


機能性表示ではダイエット訴求はご法度。 


大人のカロリミットが今後どういうプロモーションを 
展開するのか楽しみです。 


では、またメールしますね。 



ミッシー