機能性表示最新情報 361号 / 気づけばあと半年

こんにちは。YDCのミッシーです。

9月も下旬に入り、気が付けば平成6年度も半

分が過ぎようとしています。今年度は機能性表

示が1つの転換点を迎えた年と言えるかもしれ

ません。

その理由はやはり紅麹問題です。第一報があっ

たのは3月下旬のことで、その後、あれよとい

う間に問題が大きくなり、機能性表示の制度の

一部改正にまで至りました。皆様も9月1日以

降の基準への対応などを現在行われているかと

思います。

さて、そんな中で機能性表示の受理件数ですが、

このメルマガを書いている時点ではJ462まで受

理されています。

以下に示したのは、年度ごとの受理件数と、前

年度と比較した場合の増加率です。

2015年度 307件

2016年度 620件(202%)

2017年度 452件( 73%)

2018年度 690件(153%)

2019年度 881件(128%)

2020年度 1067件(121%)

2021年度 1445件(135%)

2022年度 1429件(99%)

2023年度 1433件(99%)

以前から見てきたように、ここ数年では受理件

数は頭打ちの状況でした。その中でJ462まで受

理されているのが多いか少ないかというと、次

に示したものは、ここ数年の9月末時点での受

理件数です。

2021年度 513件

2022年度 369件

2023年度 632件

紅麹問題で健康食品が不振になると言われてい

ましたが、462件という受理ペースはそれほど

悪くないように思います。

例年、受理件数は下半期にかけて急に伸びるこ

とを考えると、今年度もふたを開けてみれば、

1400件程度になってもおかしくありません。

9月1日以降の新基準への対応は、受理ペースを

落とす要因になるかもしれませんが、その一方

で、PRISMA2020対応の猶予期間が半年後の令和

7年3月31日に終わります。

このため、今年度中の届出が増えることもあり

そうな感じがしています。最終的な受理件数が

どうなるか、答え合わせは来年度に行いましょ

う。

それでは、またメールしますね。