機能性表示最新情報 241号 / GABAで筋肉訴求

こんにちは。YDCのミッシーです。

新規受理事例の数が、昨年度(F番台)の1067件を
超えてきました。現在のG番代は3月中に申請したも
のまで続きます。今公表されているものは1月ころ
に申請された事例です。ここ数カ月は、1月に120件
前後の受理があることを考えると、最終的には1400
件くらいになるかもしれません。

それでは、今回の機能性表示最新情報をご紹介しま
す。

G1060 プロフェッショナルボス
「本品にはGABAが含まれます。GABAには日常の身体
活動により筋肉量を維持する機能が報告されていま
す。加齢による筋肉量の低下が気になる方に適して
います。」

皆様にも大人気な成分であるGABAに、なんと今度は
筋肉訴求が登場しました。

エビデンスは1報採用のSRで、効果指標は除脂肪体
重のみ、というシンプルなものです。

これまで筋力訴求の代表格だったHMBの届出表示と
比較してみると、その違いがわかります。

「カルシウム ビス-3-ヒドロキシ-3-メチルブ
チレートモノハイドレート(HMBカルシウム)は、
筋肉の維持に働きかけ、運動との併用で、自立した
日常生活を送る上で必要な筋力(立つ・歩くなどの
日常の動作に必要な筋力)の維持・低下抑制に役立
つ機能が報告されています。」

HMBの場合は、除脂肪体重の他にも膝等速性収縮筋
力やベンチプレスなどの指標が採用されており、こ
れらを用いて「立つ・歩くなどの日常の動作に必要
な筋力」のような具体的な動作を示す表現を導いて
います。

これと比べると、G1060のエビデンスや届出表示は
少し物足りない感はありますが、G1060には「運動
との併用」の表現が不要という特色があります。
G1060の採用論文では、日常の身体活動を行った条
件下で除脂肪体重を測定していることから、運動併
用を必要とせず、「日常の身体活動により」となっ
ているわけです。

ちなみにG1060のGABA摂取量は100㎎で、睡眠や活気
活力などと同等です。つまり100㎎のGABAを配合す
ることで可能となる訴求は「睡眠」「ストレス」
「血圧」「認知機能」「肌弾力」「活気・活力」そ
して「筋力」と、7種類もあることになります。今
後、全部盛りの届出表示も出てくるのでしょうか。

それでは、またメールしますね。