弁護士出身の実業家・リーガルマーケティング
創始者の林田です。
今日は、「寝つきの改善」というヘルスクレーム
の可否について検討します。
この点に関する当局の判断はぶれています。
1.まず、当初は認めていました
(A138~C213>表1)。
2.ところが、2017年度のC213を最後に認め
なくなりました。
3.その後のD75は当然認められると思って
届出をしたら差戻されたので、慌ててヘルスク
レームからこれを削除したようです
(>YDCの表)。
4.ところが、2021年度のG139で復活、その
後、これも含めて6件受理しています
(G139~I872>表2)。
5.しかし、その後また認められなくなってい
ます。
6.「寝つき」に関しては、睡眠導入剤とのつ
ばぜり合いがOTC協会との間で戦わされて
いるようですが、右に行ったり左に行ったり、
何とかしてほしいものです。