機能性表示水面下情報~251号~ 結局、寝つきの改善はどうなのか?

弁護士出身の実業家・リーガルマーケティング

創始者の林田です。

今日は、「寝つきの改善」というヘルスクレーム

の可否について検討します。

この点に関する当局の判断はぶれています。

1.まず、当初は認めていました

(A138~C213>表1)。

2.ところが、2017年度のC213を最後に認め

なくなりました。

3.その後のD75は当然認められると思って

届出をしたら差戻されたので、慌ててヘルスク

レームからこれを削除したようです

(>YDCの表)。

4.ところが、2021年度のG139で復活、その

後、これも含めて6件受理しています

(G139~I872>表2)。

5.しかし、その後また認められなくなってい

ます。

6.「寝つき」に関しては、睡眠導入剤とのつ

ばぜり合いがOTC協会との間で戦わされて

いるようですが、右に行ったり左に行ったり、

何とかしてほしいものです。