機能性表示水面下情報 34 号/関与成分の捉え方(サラシア由来 サラシノール or サラシノール)

1.関与成分を「A由来B」と捉えるか「B」と
  捉えるかはエビデンスとなる臨床試験の
  設計で決まります。

2.つまり、Activeを「A由来Bほか」とし、Placeboを
  「A由来Bを除いたもの」と設計しているの
   なら関与成分は「A由来B」だし、

  Activeを「Bほか」としPlaceboを「Bを除いたもの」
   と設計しているのなら関与成分は「B」と
  なります。(>>>
  https://www.yakujihou.com/merumaga/2001042.pdf )。

  
3.ところがサラシノール関係で、一つの臨床試験
  に関して、関与成分に関し2つの捉え方がある
  という事例があります。

  (1)対象となる研究は、北林広巳ほか、健康・
   栄養食品研究,10.23-36(2007)です。

  (2)まず、E256。

   Activeを「サラシア由来サラシノールを
   含む飲料サラシア由来サラシノール0.03mg
   単回摂取」とし、Placeboを「サラシア由来
   サラシノールを含まない飲料」とし、
   
   そこから関与成分を「サラシア由来サラシ
   ノール」と捉えています。

  (3)次に、D677。
  
   Activeを「サラシノール含有飲料15ml
    (サラシノール0.03mg)単回摂取」とし、
   Placeboを「サラシノールを含まない飲料」
   とし、
   
   そこから関与成分を「サラシノール」と
   捉えています。

  (4)以上からすると、共に、関与成分を導く
   ロジックに問題はありません。

   となると、大元の臨床試験の設計の事実
   認識がKEYとなります。

  
  (5)そこで、対象研究を見てみると、説明文
   からするとActiveとPlaceboの差は
   「サラシア」の有無と読め、

   被験飲料の栄養成分の表を見ると
   「サラシノール」の有無と読め(>>>
     https://www.yakujihou.com/merumaga/2001043.pdf )、

      ここが二義的であることからこういう
      不思議な結末に至っているようです。