特集、層別解析でも群間有意差を導け
なかったとき
今日もQ&Aです。
Q.採用したい文献は群間有意差がありません。
層別解析してもうまくいきません。
N数が少なくなってしまうことに起因している
ようです。
こういうときはどうしたらよいのでしょうか?
A.1.一応参考になるのがC354(快糖茶、株式会社
オンライフ)。
届出表示は
「本品には、難消化性デキストリン(食物繊維)
が含まれます。
難消化性デキストリン(食物繊維)には、
食事に含まれる脂肪や糖に働き、食後に
上がる中性脂肪や血糖値を抑える機能が
報告されています。
脂肪や糖の多い食事を摂りがちな方、
食後に上がる中性脂肪や血糖値が気になる
方に適した食品です。」。
食後中性脂肪に関し、健常者のみの層別解析
ではP=0.018で群間有意差なし。
それに関して、「この結果は、解析対象
症例数の減少に起因するものであり、健常者に
おける効果を否定するものではない」と
まとめていますが、これではイマイチです。
2.さらにソフィスティケイトしているのがE33
(ベータプラス、富士産業株式会社)。
届出表示は
「本品にはベータコングリシニンが含まれます。
ベータコングリシニンは血中中性脂肪を
低下させるとともに、高めのBMIを低下させる
機能が報告されています。
本品は、中性脂肪や高めのBMIが気になる方に
適しています。」
これについては1月10日のセミナーで
レクチャーしましょう。