今日は午前中セミナーだったので配信遅れてすみません。
座席は埋め尽くされ、大変な熱気のセミナーでした。
中でも関心が高かったのは
インターネットメディアに対する規制強化です。
第三者が勝手にランキング付けたり、
推薦したりしているという外観であれば、
特定のプレーヤーのサイトにリンクが張られていても
その第三者サイトはあくまでも非広告であり、
健増法も景表法も対象外です。
しかし、リンク先は1つで、しかもそのリンクが
随所に貼られているという第三者サイトは、
第三者が勝手にやっているというロジックは通りにくいでしょう。
そうなると、そのサイトは広告とみられます。
そして、健増法の新ガイドラインではインターネット媒体も
規制対象になることが明記されたので、
その第三者サイトが健増法で指導を受け、
コンテンツの大幅修正を求められる、
というケースがそのうち登場すると思います。
実際、ある意味で消費者庁の別動隊である適格消費者団体による
「しじみ習慣」に対する追及では、そういうケースが生じており、
これが前触れという気がします。
さて、
健増法は食品のみが対象ですが、
4月から、自治体も指導権限を持つようになりましたので、
なかんづく、健食に対する追及は厳しさを増すものと思います。
課徴金も年商5億程度の健食プレーヤーに対して追及が
行われています。
その規模感を超えたら、健食プレーヤーは機能性表示を
真剣に検討するしかないと思います。