機能性表示水面下情報~278号~ PRISMA2020の書き方(1)

元政府委員、YDC(薬事法ドットコム)社主の

林田です。

4月からPRISMA2020が完全施行となります

が、その中の中心となる研究論文の「確実性」

の書き方について説明したいと思います。

「確実性」は、

(1)バイアスリスク(狭義)、

(2)非直接性・非一貫性・不精確、

(3)その他(出版バイアスなど)、

にブレークダウンすることができます。

今日は、(1)バイアスリスク(狭義)について

説明します。

狭義のバイアスリスクとは、要するに研究が適

切に行われているかを評価する指標ですが、さ

らに、

(イ)選択バイアス(ランダム化、割り付けの隠蔵)、

(ロ)盲検性バイアス(参加者、アウトカム評価者)、

(ハ)症例減少バイアス(解析方法、不完全アウト

カムデータ)、

(ニ)選択的アウトカム報告

に分けることができます。

評価は具体的な基準を設定して行いますが、

そのやり方の適切性をMindsなどに絡めて、

まず、正当化します。

こんな感じです。

~各項目のバイアスは、リスクに応じて「高

(-2)」、「中/ 疑い(-1)」、「低(0)」で

評価した。具体的な評価基準については、

「Minds診療ガイドライン作成マニュアル

2020 Ver.3.0」、「Cochrane Handbook for

Systematic Reviews of Interventions Version

6.5, 2024」を参考に、以下のように定めた。~

その上で、各論を表にまとめて示しますが、そ

れについては、こちらをご覧ください(>)。

■いかがでしたか?

機能性表示の制度改定をそのまま伝えるだけで

なく、ビジネス的に見て気をつけるべき点をレ

クチャーするセミナーを3月28日に緊急開催

することにしました。

こちらです。

>>>