元政府委員、YDC(薬事法ドットコム)社主の
林田です。
4月からPRISMA2020が完全施行となります
が、その中の中心となる研究論文の「確実性」
の書き方について説明したいと思います。
「確実性」は、
(1)バイアスリスク(狭義)、
(2)非直接性・非一貫性・不精確、
(3)その他(出版バイアスなど)、
にブレークダウンすることができます。
今日は、(1)バイアスリスク(狭義)について
説明します。
狭義のバイアスリスクとは、要するに研究が適
切に行われているかを評価する指標ですが、さ
らに、
(イ)選択バイアス(ランダム化、割り付けの隠蔵)、
(ロ)盲検性バイアス(参加者、アウトカム評価者)、
(ハ)症例減少バイアス(解析方法、不完全アウト
カムデータ)、
(ニ)選択的アウトカム報告
に分けることができます。
評価は具体的な基準を設定して行いますが、
そのやり方の適切性をMindsなどに絡めて、
まず、正当化します。
こんな感じです。
~各項目のバイアスは、リスクに応じて「高
(-2)」、「中/ 疑い(-1)」、「低(0)」で
評価した。具体的な評価基準については、
「Minds診療ガイドライン作成マニュアル
2020 Ver.3.0」、「Cochrane Handbook for
Systematic Reviews of Interventions Version
6.5, 2024」を参考に、以下のように定めた。~
その上で、各論を表にまとめて示しますが、そ
れについては、こちらをご覧ください(>表)。
■いかがでしたか?
機能性表示の制度改定をそのまま伝えるだけで
なく、ビジネス的に見て気をつけるべき点をレ
クチャーするセミナーを3月28日に緊急開催
することにしました。
こちらです。
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