機能性表示水面下情報 ~177号/新春放談#3、誰がアサヒ免疫に続くのか?

弁護士出身の実業家・林田です。

今日は新春放談#3として、ポストアサヒ免疫
についてホームズ・ワトソンに語ってもらい
ましょう。

ワトソン:前回の最後に、私はアサヒGの免疫
     表示受理に対し、OTC側はどう対応
     するのか?お聞きしました。

     「疑義」を出して潰しにかかるの
     でしょうか?

ホームズ:いや、それは難しそうだ。「機能
     性表示→免疫力維持、OTC→免疫力
     改善」という棲み分けが内部では
     できているようだ。

ワトソン:ということは、受理されやすくな
     っているということですか?

ホームズ:その可能性はある。

ワトソン:となると、重要なのは受理基準の
     クリアーですね。

ホームズ:そう、YDCが22年より前から示し
     ていたもの。

     pDC細胞等の上流細胞の活性化と
     体調維持(主観評価)が同一の被
     験者で確認されたということ。

ワトソン:今までNK細胞やT細胞など個別の免
     疫細胞の活性化でエビデンスを作
     りを進めて来たところは、こちら
     に舵を切る必要がありますね。

ホームズ:その象徴的な例がハウスさんが昨
     年の「薬理と治療」10月号に掲載
     した「乳酸菌L-137摂取による免
     疫学的ハイレスポンダーの単球活
     性化と免疫に関連する自覚症状の
     改善 -ランダム化二重盲検プラセ
     ボ対照比較試験の再解析-」と
     「乳酸菌L-137摂取による免疫学的
     ローレスポンダーの血清I型インタ
     ーフェロンの上昇と上気道症状の
     改善 -ランダム化二重盲検プラセ
     ボ対照比較試験の再解析-」という
     2つの論文だ。

     ハウスさんには個別の免疫細胞に
     フォーカスした研究もあるが、そ
     こを押しても埒が明かないと見て、
     方針転換したのだろう。

ワトソン:個別の免疫細胞のエビデンス作り
     に投資して来た他社さんも、これ
     に倣う必要がありそうですね。

     でも、具体的にどうすればよいの
     でしょうか?

ホームズ:YDCに問い合わせてみることだ。

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 わせ係まで。