こんにちは。
機能性表示の戦略家、林田です。
薬事の虎1月29日号でミッシーが取り上げていた
G948(>表示見本)。
これは、F174(>表示見本)のRCT論文をSR化
したものですが、
「一時的に自覚する顔のむくみ感を軽減」という
届出表示です。
F174にあった「脚のむくみ」がG948ではなぜか
抜けています。
ところで、「脚のむくみ」に関しては他の関与
成分ですと、赤ブドウ由来ポリフェノールが
C223(>表示見本)で、ヒハツ由来ピペリン類
がF382(>表示見本)他多数で表示しています。
3関与成分のヘルスクレームを比較すると、
ヒハツ由来ピペリン類・赤ブドウ由来ポリフェ
ノールにおいては「夕方」への関連付けがある
のに対し、F174にはそれがありません。
前者は一日仕事した後に感じる「脚のむくみ」
と解釈できますが、後者は必ずしもそうではなく
むくみタイプの脚をきゅっとするとも解釈でき
ます。
F174はその後撤回されていますが、その背景には
こういう事情があったのか?
G948があえて「脚のむくみ」を外したのもそうな
のか?
一度リサーチしてみたいと思います。