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教えて薬事法

景表法

原材料表示を間違えたら商品回収?

サプリのパッケージにおける原材料表示において洩れがあり
商品回収は免れないと脅されています。

しかし、原材料として使っていても表示義務がない場合もあると
聞きますがそうなのですか?

掲載日:2021/12/15
企業名:(非公開)

1.はい。栄養強化剤、加工助別、キャリーオーバーとして使われている
 原材料については表示義務がないので書かれていなくても
 商品回収ということにはなりません。

2.栄養強化のための食品添加物

 栄養強化の目的で添加される添加物。栄養強化目的で使用される
 ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類は表示義務がありません。

3.加工助剤
 (文字通り「加工」の「助剤」で、製造過程だけのもの)

(1)定義
(イ)最終食品として包装する前に食品から除去されるもの

(ロ)食品中に通常存在する成分に変えられ食品中に天然に存在する
  その成分の量を有意に増加させないもの

(ハ)最終食品にごくわずかなレベルでしか存在せず、
  その食品になんら影響を及ぼさないもの

(2)例
(イ)油脂製造のときの溶剤は蒸留などの工程で完全に食品から除去される

(ロ) i 水酸化ナトリウムや塩酸は中和されると食塩に変わる

 ii 高度サラシ粉、次亜塩素酸ソーダを殺菌剤として使用したとき、
  分解や水洗され、最終食品には残らない

 iii 酒類、清涼飲料水に使用される水質調整のためのカルシウム塩は
  食品に通常存在する成分となる

 iv ココアの品質を調整するための炭酸カリウム剤はココア中の酸性成分で
  中和される

(ハ) i 食品の製造工程中に使われた食品添加物が、そのまま、
  またはその一部が最終食品に意図しないのに残存してしまったが、
  残存量がごく少なく、効果を発揮しない場合

 ii 発酵食品の発酵工程で消泡のために添加されたシリコーンは
  最終製品で残存量が微量であり、消泡の効果も期待されておらず、
  効果もない

4.キャリーオーバー
 (これは最終製品に持ち越されるのでそこが加工助剤とは違う)

(1)定義
・原材料に対して食品添加物の使用が認められており

・その量が原材料に許可されている最大量を越えず

・食品が原材料より持ち越された量より多くその食品添加物を含まず

・持ち越されたその量が、食品中効果を発揮するに必要な量より
 有意に少ない場合

(2)例

 i しょうゆを塗ったせんべいで、しょうゆに添加されていた
  保存料の安息香酸はせんべいに対して微量であり、
  保存性にも効果はないのでキャリーオーバーとなる

 ii ドレッシングに使用する植物油には消泡剤としてシリコーン樹脂
  が含まれる場合があるが、ドレッシングに移行しても全く効果がない
  のでキャリーオ-バーとなる

 iii ビスケット中のマーガリンの乳化剤や酸化防止剤は
  ビスケットに移行しても微量であり、効果ない

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