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『化粧品販売2業者(福岡の「クリスタルジャポン」と同「コアクエスト」)、自社HPで根拠のない効果をうたい化粧品を販売していたとして、景品表示法違反で措置命令』

【2012.06.29】
『化粧品販売2業者(福岡の「クリスタルジャポン」と同「コアクエスト」)、自社HPで根拠のない効果をうたい化粧品を販売していたとして、景品表示法違反で措置命令』
福岡市中央区の「クリスタルジャポン」と同「コアクエスト」は、2010年9月から自社のHPで化粧品「アゲハダラインゼロ」の広告で「気になるシワを一瞬で!?」「形状記憶」などと表示し販売していたとして、消費者庁に28日、景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を受けました。消費者庁が両社に対して、当該表示の根拠を示す資料提出を求めたところ、提出された資料には、合理的な根拠を示すものとは認められなかったということです。クリスタルジャポンは、コアクエストが製造業から仕入れた当該商品をウェブサイトで広告を行い販売。コアクエストは、当該商品の表示について、クリスタルジャポンに提案し協議を行うなど、共同で表示内容を決定していたということです。「アゲハダラインゼロ」は今年4月まで通信販売で1万4500本約1億円を売り上げたそうです。
その他の情報
1.対象となった表示内容
(1)気になるシワを一瞬で!?形状記憶
(2)継続使用により、シワが引き伸ばされた状態をお肌が記憶してくれます。
(3)深く刻まれたシワは、継続使用による形状記憶によって、また正常なターンオーバーが行われることによって徐々に薄くなっていきますので、最低3ヶ月の継続使用(シワの深さや長さにより異なります)をおすすめします。ターンオーバーが乱れている方は、半年以上はお使いください。
2.措置命令の概要
(1)当該表示は、対象商品の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示すものであり、景品表示法に違反するものである旨を、一般消費者へ周知徹底すること。
(2)再発防止を講じて、これを役員及び従業員に周知徹底すること。
(3)今後、同様の表示をおこなわないこと。

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