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『エステサロン運営業者会長ら8人、無資格の従業員が光脱毛をしたとして、医師法違反で逮捕』

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【2012.05.21】
『エステサロン運営業者会長ら8人、無資格の従業員が光脱毛をしたとして、医師法違反で逮捕』
東京や大阪など全国でエステサロンを17店舗展開する運営業者(東京都豊島区)の会長で医師とおいで医師の容疑者は、医師免許のない従業員に、光線を使った毛乳頭を破壊する脱毛をさせたとして22日、医師法違反(無資格医業)の疑いで大阪府警生活環境課に逮捕されました。従業員ら6人も逮捕されたということです。同容疑者らは2010年7月~昨年9月、大阪市北区の店舗で、20代~50代の男女4人に対し、無資格の従業員3人に、独自に開発した光脱毛機を使ってわきなどの脱毛をさせということです。
その他の情報
1.同課によりますと、男女4人の客は光脱毛を受けた際、脇や顎、背中などにやけどを負ったとの被害届が出ており、3月に店舗を家宅捜索するなど捜査。押収したパソコンから同店の脱毛について、昨年1年間で24件の苦情が確認。光脱毛については2001年11月、厚生労働省が「強力な光線を毛根部分にあて、毛乳頭などを破壊する行為には医師免許が必要」との見解を示しており、府警は同店の脱毛で毛乳頭の細胞が破壊されたと判断したということです。
2.容疑者は容疑を否認。逮捕前の取材で「光脱毛機を使用しても毛乳頭を破壊していない。医師法違反にはあたらない」と話していたそうです。同容疑者は都内で皮膚科医院を開業しており、2004年に1号店を開店し、一定の料金で何回でも脱毛する「永久保証」を売りに急成長。エステ業界で「脱毛界の神様」と呼ばれており、年間売上は約10億円に上るということです。

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