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『ソーシャルゲーム7業者「ディー・エヌ・エー」「グリー」など、景品表示法に抵触する可能性がある指摘を受け、コンプガチャ廃止』

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【2012.05.10】
『ソーシャルゲーム7業者「ディー・エヌ・エー」「グリー」など、景品表示法に抵触する可能性がある指摘を受け、コンプガチャ廃止』
ソーシャルゲーム大手のディー・エヌ・エー、グリー、NHKジャパン、サイバーエージェント、ドワンゴ、ミクシィの6社は9日、消費者庁から景品表示法の可能性を指摘を受けていた携帯電話ゲームの「コンプガチャ」と呼ばれる仕組みを5月末で廃止するとともに、業界のガイドラインを作成する事を共同発表しました。同日、ディー・エヌ・エーにゲームを提供しているKLabも月末で廃止する事を発表しました。消費者庁に景品表示法違反の可能性があるとして、規制も視野に調査が開始されていていたということです。業界側がコンプガチャの廃止を表明したことを受けて、消費者庁表示対策課の片桐一幸課長は「事業者が自主的な取り組みとして改善を図るのは、消費者の利益を守る観点から望ましい」と話したそうです。
その他の情報
1.ディー・エヌ・エー
・すでに自社製ゲームのコンプガチャを削除。他社から提供を受けているゲームについても順次削除していく方針。。
・守安功会長は、記者会見で「ただちに現行法に違反するとは考えていないが、社会的に問題提起されて
る」と廃止の理由を説明。
2.グリー
・自社が運営しているコンプリガチャを明日から新規の提供を中止するとともに、現在運用しているサービスについても、廃止を呼びかけるということです。
・「社会的責任を負っている企業として、誠実に検討した結果だ」とコメント。
3.KLabは、景品表示法の可能性があるとの声を受け自主的に規制することが望ましいと考え、廃止を決めたと説明しているそうです。
4.国民生活センターには、ネットを通じた「オンラインゲーム」に関する相談が急増しており、「中学生の息子がカード欲しさに親のクレジットカードでゲームを利用し、2カ月で46万円の請求が来た」「2週間で64万円をつぎ込んだ」などの相談があったということです。
5.松原消費者相は8日の会見で「コンプガチャ」が、異なる2つの絵や文字を組み合わせる「カード合わせ」で、懸賞として景品を提供することを禁じている景品表示法にあたる可能性を指摘。「極めて射幸心をあおる。」近く業者に対し聞き取り調査を行う考えを示したということです。
※2012.05.07・08のニュースも参照して下さい。

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