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『印鑑と表札の訪問販売業者(山梨の「日本順風堂」)、特定商取引法違反(不実告知など)で6カ月の業務停止命令』

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【2012.03.29】
『印鑑と表札の訪問販売業者(山梨の「日本順風堂」)、特定商取引法違反(不実告知など)で6カ月の業務停止命令』
兵庫県姫路市に支社がある日本順風堂(本社・山梨県西矢代郡)は、消費者に「姓名判断をしてあげましょう。」などと声を掛け、「早死にする。」「結婚できない。」と不安をあおり、「印鑑を作れば運が良くなる。」と印鑑や表札を販売していたとして28日、兵庫県と岡山県に特定商取引法違反(不実告知)で6カ月の業務停止命令を受けました。同社に関する相談が消費者センターに過去3年間で兵庫県に151件、岡山県に37件、寄せられていたということです。
その他の情報
1.行政処分の原因となる事実
(1)勧誘の不明示: 商品を訪問販売する際、勧誘に先立って、消費者に家の造りや表札を話題にして声を掛け、「姓名判断をしてあげましょう。」と告げるだけで、売買契約の締結についての勧誘が目的であることや商品の種類を明らかにしていなかった。
(2)拒絶後の再勧誘:消費者が商品売買の締結をしないと意思表示をしたのに、引き続き勧誘を続けていた。
(3)不実告知:売買契約の勧誘の際、消費者の親族等の姓名判断の結果として「早死にする。」「結婚ができない。」等、不安をあおる説明をして、商品の購入が必要であると告げ、「印鑑を作って運を上げれば、早死にもなくなり、結婚もできるようになります。」等、合理的根拠がない効能効果を告げていた。
(4)迷惑勧誘:売買契約の勧誘の際、長時間にわたり執拗に勧誘を続けるなど、消費者に迷惑をおぼえさせ るような仕方で勧誘をしていた。

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