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『消費者庁はマスクがないにもかかわらず入荷をうたったチラシを配布した東京都のウエルシア薬局と佐賀県のダイレックスに再発防止の行政指導』
【2020.03.30】
『消費者庁はマスクがないにもかかわらず入荷をうたったチラシを配布した東京都のウエルシア薬局と佐賀県のダイレックスに再発防止の行政指導』
消費者庁は27日、新型コロナウイルスの感染拡大でマスク不足が続く中、マスクがないにもかかわらず入荷をうたったチラシを配布したとして、景品表示法(おとり広告の禁止)に基づき大手ドラッグストアとディスカウントストア計2社に再発防止を行政指導したと発表したとのことです。
毎日新聞の取材では指導を受けたのは東京都のウエルシア薬局と佐賀県のダイレックスで、同庁によると両社は2月中旬、マスクの発注後に入荷しなくなったことを知りながらチラシを配布したとのことです。
ウエルシア薬局は27日、ウェブサイトに「マスクが販売計画数以上の需要となり、品薄状態であるにもかかわらず、チラシ掲載したことにより、お客様にご迷惑をおかけしました」とする文書を掲載した。ダイレックスも2月中旬にウェブサイトにおわびの文書を掲載していたと説明しているとのことです。
また、同庁は健康食品などのインターネット広告で新型コロナの感染予防効果をうたった通販事業者など34社に対し、計41商品の表示の削除も要請したとのことです。景品表示法と健康増進法に基づく緊急措置で、新型コロナに関する同様の要請の発表は2回目で、深海サメの肝油、青汁、乳酸菌、水素水など食品のほか、アロマオイル、光触媒スプレーなどに対し、3月9日~19日に順次要請したとのことです。