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『消費者庁がネット上でおこなった健康食品等の表示監視の結果健康増進法に違反するおそれがあるとして112事業者に対し改善要請』
【2019.11.25】
『消費者庁がネット上でおこなった健康食品等の表示監視の結果健康増進法に違反するおそれがあるとして87事業者に対し改善要請』
消費者庁は、インターネットにおける健康食品等の表示監視の結果、87事業者の112品について、健康増進法に違反するおそれがあるとして表示の改善を要請したとのことです。
同庁は7~9月に、「がん」「糖尿病」「熱中症」「食欲増進」「疲労回復」「ダイエット」「プエラリア・ミリフィカ」などのキーワードで、無作為検索した商品のサイトを目視で確認した結果、改善の必要がある表示があったのは112品で、錠剤やカプセルなど「いわゆる健康食品」が87品で最も多かったとのことです。表示されていたのは、アルツハイマー病や不妊症、熱中症、花粉症への効果や、女性ホルモンの活性化に働きかけ、豊胸・美白美肌・エイジングケアへの効果を標榜するものなどとのことです。
このほか、「飲料等」12品で疲労回復や夏バテ防止など、「加工食品」12品で抗がん作用や食欲増進など、「生鮮食品(農産物)」1品で老化防止などの効果を標榜しているものがあったとのことです。
消費者庁ではこれらの表示を行っていた87事業者に対し、表示の改善を要請し、ショッピングモール運営事業者に、表示適正化についての協力を求めたとのことです。