『消費者庁が「免疫力を高める」とうたった健康食品は根拠不十分として東京都の通信販売会社「イマジン・グローバル・ケア」に景表法違反で再発防止の措置命令』

【2019.11.01】
『消費者庁が「免疫力を高める」とうたった健康食品は根拠不十分として東京都の通信販売会社「イマジン・グローバル・ケア」に景表法違反で再発防止の措置命令』

消費者庁は1日、「免疫力を高める」とうたった健康食品の表示の根拠が不十分だとして、東京の通信販売会社「イマジン・グローバル・ケア」に景品表示法違反(優良誤認)で再発防止などを求める措置命令を出したとのことです。

消費者庁によると、2016年11月～19年1月の間、同社はブロッコリーから抽出したとする成分を「ブロリコ」と称し、「免疫を高めるブロリコ」といった広告をウェブサイトなどに載せ、摂取するだけで病気の治療や予防の効果が得られるかのような表示をして販売していたとして、消費者庁は裏付けとなる資料の提出を求めたが、合理的な根拠を示すものとは認められなかったとのことです。

同庁によると、同社の17年の売上高は約21億円で、全国の消費生活センターには16年以降、67件の相談が寄せられているとのことです。