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『大阪府警が放射性物質を用い、冷え防止効果などをうたったベストを未承認で販売していた疑いで大阪府の健康機器販売会社「ペリドット」の社長らを薬機法違反で書類送検』
【2019.07.16】
『大阪府警が放射性物質を用い、冷え防止効果などをうたったベストを未承認で販売していた疑いで大阪府の健康機器販売会社「ペリドット」の社長らを薬機法違反で書類送検』
大阪府警生活安全特別捜査隊などは16日、放射性物質を用い、冷え防止効果などをうたった「ラドンベスト」を医療機器の承認を受けずに販売したとして、医薬品医療機器法違反の疑いで、大阪府の健康機器販売会社「ペリドット」の女性社長(71)と従業員2人、法人としての同社を書類送検したと発表したとのことです。府警によると、いずれも容疑を認めているとのことです。
同社は昨年11月、厚生労働省の承認を受けずに兵庫県内の販売代理店に対し、冷え防止や鎮痛消炎作用などの医療効果をうたったベスト45着を約74万円で販売したとのことです。
府警によると、同社は、一部の温泉に含まれる放射性物質ラジウムを織り込んだ繊維をベストに使用していたが、効果の有無は不明とのことです。ベストの使用による健康被害は確認されていないとのことです。
一方、繊維を製造する大阪市の「大東繊維」が、製法に関する特許がすでに抹消されているのに、商品に特許番号を表示し続けていたことも判明し、虚偽表示で品質を誤認させたとして府警は16日、不正競争防止法違反と特許法違反の両容疑で、同社の男性社長(50)と法人としての同社を書類送検したとのことです。